
創業150年をこえる鍛冶屋の職人さんが1点1点手打ちで鍛造してくれる鉄フライパンです。
ご家庭での使いやすさを追求してサイズは直径「22cm」と「26cm」の2サイズ。厚さは鉄の特徴である蓄熱性を損なわず、また調理しやすいように厚さ1.6mmにしました。
柄は外側で溶接することで丈夫に、内側は溶接あとが無くすっきりとし調理もお手入れもしやすいです。暮らしと道具 forum 限定の商品となります。
鍛冶屋がつくる鉄フライパン 【近藤製作所×暮らしと道具 forum】(シーズニング済)
22cm 重量:約800g
26cm 重量:約1200g
材質:鉄
暑さ:1.6mm
使用可能熱源:直火・IH・オーブン
(※使用不可:食洗機・乾燥機・電子レンジ)
鉄フライパンは、素材の性質上コゲつきやサビが発生することがありますが、使用前後のちょっとしたお手入れによって、長く快適にお使いいただけます。日頃から適切な使用を繰り返すことで程よく油がなじみます。また洗剤をつけずにサッと洗うだけで汚れ落ちも良くなります。仕上がってきた鉄フライパンは使用後の油塗りも不要なほどに扱いやすくなります。鉄フライパンを育てる楽しみや愛着も感じていただけ、一生モノにもなりえます。お手入れ方法をよくお読みになって、末長くご使用ください。
お手入れ方法
【使用前】
食用油で防錆加工済みなので、ご購入後のシーズニング(油ならし)は不要です。水で軽く洗ってからご使用ください。
【調理前】
・吸着した水分を飛ばし、十分に予熱する鉄フライパンをよく熱してください。少し湯気が出るまで熱するのがおすすめです。食材を入れる前に鉄フライパンを充分に予熱することが大切です。
・油返しをする
鉄フライパンに食材が焦げ付かないように、油返しを行います。熱した鉄フライパンに、全体に広がる程度の油を入れます。全体に広がったら余った油をオイルポットなどに戻します。油がサラサラになる程度まで熱してから調理をしてください。
【調理時】
・中火程度でも調理が可能
鉄フライパンは熱伝導率がよいので、強火にせず中火程度でも十分調理が可能です。強火で長時間使用すると、油ならしで付着した油が飛び、焦げ付きやサビの原因になります。
【調理後】・鉄フライパンに料理を残さない調理後はなるべくすぐに料理を別の容器に移してください。長時間入れたままにしておくと鉄臭くなり、鉄フライパン表面の酸化皮膜が剥がれ、サビの原因となります。
・急冷しない
一気に冷えると変形してしまう可能性があるので、少し冷めてからぬるま湯で洗ってください。
・洗剤では洗わない
食洗機(洗浄・乾燥)は使用しない
たわし等を使用し、洗剤を使用せずにお湯で洗ってください。完全に冷めないうちに、ぬるま湯などで洗うと汚れがとれやすいです。洗った後は火にかけて水気を飛ばし、キッチンペーパーなどで油を薄く塗ってください。その際、フライパンはまだ熱い状態なので火傷にはご注意ください。
【どうしても落ちない汚れの場合】
・強力な油汚れ
強力でしつこい油汚れがついてしまった場合や、料理の匂いが気になる場合は、スポンジに食器用洗剤をつけて洗ってください。ただし、油膜が取れてしまうので、火にかけて水気を飛ばした後は油を薄く塗って保管し、次回使用前にはシーズニング(油ならし)を行なってください。
○シーズニング(油ならし)方法
1.少し湯気が出るまで鉄フライパンを熱し、水分を飛ばします。
2.多めの油(深さ1cmになる程度)を入れ 、少し湯気が出る程度に加熱します。 この間に油の膜ができます。
3.火を止めて油をオイルポットなどに戻し、キッチンペーパーなどで余分な油を拭き取ります。その際、フライパンはまだ熱い状態なので火傷にはご注意ください。
・コゲつき
コゲついた場合は、お湯を入れてしばらく煮立たせ、焦げ付きをふやかしてからタワシ等で取り除きます 。洗浄後、火にかけて水気を飛ばし、油を薄く塗ってください。その際、フライパンはまだ熱い状態なので火傷にはご注意ください。
・頑固なコゲつきやサビ
どうやっても落ちないコゲつきやサビは、育ててきた鉄フライパンを一旦リセットする気持ちで落としましょう。適切な使い方を繰り返すことで、酸化皮膜は蘇り、再び快適にご使用いただけるようになります。金属たわしは傷をつけるため、錆を除去する時以外は使用をお控えください。
【ご注意】
・手作業で製造しているため、個体差があり一つ一つ表情が違います。 また、製造時の傷や凹みがありますが、使用には問題ありません。
・取っ手が熱くなりやすいのでお気を付けください。
・使用後のお手入れ時、白い布などで本体を拭きますと布が薄黒くなる場合がありますが、これは過熱により鉄の表面に酸化してできた膜(酸化皮膜)が散れたもので、衛生上問題はありません。
・トマトなどの酸性の強い食品は鉄フライパンの劣化につながる恐れがあります。
・冷凍食品など急に温度が下がるとくっつく恐れがあります。
・用途以外でご使用にならないでください。