
解凍を時短で。
解凍方法を見直したら、おいしさまでアップする時短ツールができました。冷凍食材は日々の料理の強い味方。でも自然解凍は時間がかかり、レンジ解凍は調節が難しい。そんな冷凍食材を、あっという間にはがせる、切れる、加熱できるのがこの解凍プレートです。
急速解凍のヒミツは、プレート裏のギザギザ・フィン(特許)。
解凍時間が短いおかげで、食材のドリップが最小限に抑えられ、おいしさも食感もアップします。
このギザギザが、解凍力の明暗を分ける!
まず実施したのは市販の解凍プレートの実力分析。熱を伝えやすいアルミ合金を使ってはいるものの、一度冷気を吸収してしまうとプレート自体の温度が下がり、解凍効率も低下していました。「冷気を逃す、もうワンステップが必要だ」と気づいた私たちは、熱交換の仕組みを再考。プレート裏にギザギザ・フィン(特許)を付け、トレーの水に冷気を放出しつづける「2段階吸冷システム」を開発し、これまでにない急速解凍を実現したのです。
時短解凍が、食材のおいしさを引き上げた。
食材からプレートへ、プレートから水受けとなるカバートレーへ。グイグイ冷気を吸い取って、水やぬるま湯に冷気を逃しつづけるのは、高さ12mmのギザギザ・フィン(特許)。これを15mm間隔で12枚配置し、熱交換力つまり解凍力をアップしました。時短解凍は食材にもいい影響を及ぼしました。解凍時間が短いほど食材への負担が減るため、ドリップは出にくく食感しっとり。おいしくて、色までキレイな食材を準備できるようになったのです。
20ccごとに実験、最適な水位はどこ?
水受けとなるカバートレーでは、ぬるま湯や水を入れたときの高さを試行錯誤。プレートを置いても重みで水が溢れず、傾けたときにも安心で、かつ熱交換の効果を発揮する水位を20 ccごとに実験。最適な水の容量を約380ccと設定し、使う際にわかりやすいよう、カバートレーにMax水位線を表示しました。 また解凍中のホコリや虫を防ぐため、フタとしての機能を追加。収納しやすさを考えて、スタッキングも可能にしました。
シンプルで記号的、デザインでも差別化。
サイズはできるだけ小さく、でもいろいろな食材を受け止められるA5に設計。さらに後片付けの負担を減らすため、表面は汚れがつきにくいフラットな形状に、裏面は洗ったあとでスッと水が切れるよう、ギザギザ・フィンの角度にもこだわりました。プレートにフィンを付けただけの、シンプルで記号的なデザインが印象的な「4w1h」の「解凍プレート」。調理効率、おいしさ、気持ちよさを大切にした結果が、この形につまっています。
水受けトレーが、解凍時間をグッと短縮。
プレート1枚とフタにもなるカバートレー2枚が基本のセット。水受けとなるカバートレーにぬるま湯を注ぎ入れ、プレートに冷凍の薄切り豚ロース肉(※)をのせて約5分。表面がしっとりしてきたら裏返してさらに約5分。発泡トレーの肉は霜でバリバリなのに、「解凍プレート」は解凍開始約10分で肉をはがせて調理可能な状態に。
※2mm厚の豚ロース肉180gを解凍:室温26℃、約380cc(Max水位線まで)のぬるま湯(40℃)を使用
ホカホカごはんが、急速クールダウン。
解凍だけでなく、粗熱取りまでスピーディー。トレーに水を入れて、プレートにホカホカごはんをのせるだけで、冷凍しやすい温度にクールダウン。お弁当箱に入れたごはん(※)は、22分で温度が38℃も下がりました。
※ステンレス製のお弁当箱を粗熱取り:室温21℃、78℃のごはんを使用
抜群の水切りで、後片付けも時短する。
プレート裏のギザギザ・フィンは、洗ったあとの水切りまで想定。フィンに沿って水がスッと流れていくように、ほどよく角度をつけました。表面は汚れがつきにくく、後片付けがしやすいフラットな形状です。
解凍プレート
サイズ:プレート / 約21×15×高さ 2.3cm カバートレー / 約21.5×15.5×高さ 3.1cm
材質:プレート / アルミニウム合金(シリコーン樹脂塗装) カバートレー / ポリカーボネート
重量:約680g (プレート/ 約420g、カバートレー/ 約130g(1枚につき))
カラー:ブラック(本体)
原産国:日本