1976年の発売当時から変わらない形の元祖すり口醤油差し
現在では一般的となったすり口醤油差しですが、
1970年代に廣田硝子が実験用の点滴ビンの機能に
着目し、シリモレしない画期的な醤油差しを開発
したことに始まります。
きっちりと擦り合わされたすりガラス部分が、
蓋を伝わって出たお醤油の残りを毛細管現象で
吸い取るように本体に戻してくれるその仕組みは
「漏れない」醤油差しとして大好評となりガラス
製醤油差しの普及に大きな貢献をされました。
液だれせず、持ちやすく、倒れにくい
元祖すり口醤油差しは、東京国立近代美術館に
永久保存されている歴史に残る名品です。
2020年には、グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。
ロングライフデザイン賞は、長年にわたり作り手と使い手、社会との対話の中で醸成され、暮らしや社会の礎となり、未来においてもその役割を担い続けてほしいデザイン、時代と共に変化する価値観を超えて、スタンダードであり続ける力を持ったデザインを顕彰する賞です。
元祖 すり口醤油差し
容量 : 100ml
サイズ : 約直径62 x 高さ107mm